8月23日(土)、24日(日)「ダンボールで自分だけの『恐竜ワールド』をつくってみよう!」
今回は8月23日(土)、24日(日)だいまるきょうとっこがくえん「ダンボール端材を活用して、恐竜ワールドを作ってみよう!」でお世話になります、京都で60年以上、ダンボールを加工されている洛西紙工株式会社さんへ京都は上桂へ行ってきました。
工場にはダンボールがいっぱいありました。
ダンボールを加工すると切れ端が出ます。
こうした切れ端を地面に落ちていたものも残らず集めます。
そして、新たなダンボールに生まれ変わります。
なので、切れ端=ゴミではなく、貴重な素材なのです。
捨てるものはありません。
ダンボールに切り込みを入れていく作業です。
こちらはダンボールに印字する大型機械です。
印字するためのシートです。
いろんなボタンを押してセッティングします。
機械から加工され、印字されたダンボールが出てきます。そのさい、切れ端が出ますが、それが床を掘り下げた溝に落ちる仕組みです。
この溝に落ちていきます。
これが一気に吸い上げられ、管を通って緑のタンクに集められ、その下にトラックの荷台を置いて、切れ端を再生工場へ持っていきます。
そしてピカピカのダンボールに生まれ変わります。
ダンボールの最大の社会価値がここにあります。95%以上のリサイクル率を誇る『循環素材』であるということです。
大きなパイプが右側の工場内の大型機械の溝につながってます。
工場内の切れ端を集めてこのタンクにためて置き、トラックの荷台を下に置いて一気に再生工場へ運んでいきます。
ダンボールでこんなランドセルも機械で作れます。
象さんの形も機械でカットできます。
これはダンボールでできたガチャガチャです。
回すと中からちゃんとカプセルがでてきます。
お子様が乗っても大丈夫。
大人が座っても大丈夫なダンボールのイスです。
日本では、世界トップクラスで製造→利用→廃棄→再生というリサイクル(資源循環)システムが確立されているそうです。
梱包箱や什器等においても、プラスチック素材からダンボールに置き換えることで、コスト削減のみならず、CO2削減や脱プラ推進にも貢献することが出来るとのことです。
ぜひきょうとっこの皆様にはダンボールの軽さや丈夫さを体験いただき、その素材が切りくずから再生されたものであり、いつまでも形を変えて利用されることを学んでいただけたらと思います。
ぜひ授業へのご参加お待ちしております。